『31番目のお姫様』桃巴 作
31人の御妃候補と1日ずつ交流をして御妃を選定するダナン王国。
日にちと番付で交流しあう、候補と王様。
そんなか、3か月に1回しかない31番目(31日)の貧乏くじの御妃候補は・・・。
そんなお話の『31番目のお姫様』は"小説家になろう"から書籍化された物語です。
この間、気になって電子書籍で書籍本を買っちゃいました。
特典が目当てだったこともあるのですが、
読んでいえることは
「買うんじゃなかった・・・」
Web版と同じであればそんなに後悔しなかったかもしれませんが、
面白いと感じていたところが改稿され、挙句に途中までで完結されている(?)
残念ながら、買う要素は特典くらいだったのかもしれませんね。
↓ 注意:ネタばれ
本当に残念に感じたのは、
話に出ているもの(芋:後の予防薬)や人(サブリナ:後宮悪女2)がフラグ回収されなかったこと。
つまり、Web版で見られた完結をされなかったことなんですよね。
このお話は対決シーンが爽快で、フェリア(主人公)が他の候補たちへの立ち回りや、円満に解決するようにするお話が抜群に面白かったというのに、これからというところで完結にされていて、書籍化をすすめた担当者は読んだのか甚だ疑問です。
また、いじらしいマクロン(王様)とフェリアのやり取りも恋愛小説をカテゴリーとしているこの作品の醍醐味だと思うのに、改 稿 さ れ て い る。
フェリアが恋愛面だけでなく、御妃にふさわしいと周囲に思わせるシーンが最も胸にくるというのに、書籍にそこまで は い っ て い な い。
残念…残念過ぎる。
これが1巻であってほしい。
私がいえることはただ一つ、
Web版はそのまま残っているので、ぜひ、Web版を見てほしいです。
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